総資産利益率

総資産利益率とは何か?

企業を評価する指標の1つに、総資産利益率というものがあります。総資産利益率というのは、「総資本利益率」や「ROA」とも呼ばれています。また、企業が全ての資産を利用して、どれだけの利益を上げているのかを示す、総合的な収益性の財務指標のことをいいます。これは、利益を総資産で割って算出され、分母の総資産は企業規模を表し、また分子の利益は企業の一定期間の最終成果である「当期純利益」を用いることが多いですが、分子の利益に経常利益や営業利益を用いる場合もあります。また、同業種の競合企業と比較されることが多く、投資家の注目度も高いことから、総資産利益率の改善を目標に掲げる企業も多いようです。総資産利益率が高い企業というのは、限られた資産の中で効率良く利益を出していることになりますので、経営効率の優れた企業といえます。ですから、総資産利益率の高い企業は、M&Aの対象として妙味があるとみなされることが多いようです。

 

日本企業は総資産利益率が低い

また、近年では資本効率の良い企業が、世界の投資家から高い評価を得る流れが出てきているため、企業の中では資産を圧縮するために、株主配当を増やす動きを強めることで、利益率を上げていく努力をしているところが増えてきています。しかし、日本の電機メーカーでは、世界の電機メーカーに比べて総資産利益率が非常に低くなっている状況になっています。これは日本の電機メーカーが、高価な設備や高い人件費を掛けている割には、利益が生み出せていないことを示しているのです。ですから、日本の電機メーカーでは、効率的な経営が行われていないことになります。日本の電機メーカーは、総合家電メーカーと呼ばれるほどに、たくさんの種類の商品を製造してきました。その結果、日本の電機メーカーは経営効率を犠牲にした企業運営が行われるようになっているのです。このため、電機メーカーの多くでは非効率経営を続ける余裕がなくなるところが相次いで出てきており、電機メーカーの中には、台湾メーカーにM&Aをされる寸前まで行ったところもあるのです。そのため、生産する商品の選択と集中を迫られてきています。

 

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