簿外債務

簿外債務とは何か?

簿外債務とは、貸借対照表上に記載されていない債務のことをです。例えば、保証債務などの偶発債務を挙げることができます。中小企業の場合には法人税法上の繰入限度額までしか計上されていない場合や、退職給付債務や貸倒引当金、未払賞与が計上されていない場合があり、これらも簿外債務となります。さらに留意しなければいけない大切な点として、簿外債務は、通常の帳簿には載っていない債務になりますので、それが企業が粉飾決算をしていることの証拠となる場合もあります。そもそも上場企業は、株主に対して正確な開示情報を提出する必要があります。投資家は開示されている情報を判断材料にして企業への資金を投じて行くわけです。そのため仮に正確な情報開示がなされないとなると、信頼関係の構築が難しくなったり、場合によっては投資家への背信行為とみなされてしまう場合があり得ます。簿外債務の発覚により上場廃止の措置が取られるということもあり得るのです。

 

簿外債務が引き起こすダメージ

それほど上場企業と投資家の間の正確な情報開示は重要です。上場廃止の措置にまで至ると会社はどうなってしまうのでしょうか。場合によっては、会社売却に至り他の会社にM&Aをされることになってしまうかもしれません。簿外債務が多額になるなら自主廃業に至るケースもあり得ます。日本においてもこのことは例外ではありません。バブル崩壊から少したってから出来事でしたが、過去に大手四大証券の一角を成していた証券会社で多額の簿外債務が発覚し、自主廃業に至るというケースがありました。自主廃業後、その大手証券会社の従業員は解雇となりました。新たな就職先を見つけるために苦労した人も多く出たのです。他にも上場して間もないベンチャー企業において粉飾決算が発覚し、上場廃止になるという出来事も生じています。こうした出来事は投資家の信用を失うことにつながりかねません。そこで企業側は、通常の帳簿には載せないような債務を持つことなく、正確な開示情報を提出するよう努める必要があります。

 

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