流動性ディスカウント

流動性ディスカウントとは何か?

株式(上場企業等の株式)は市場価格に近い価格で現金に替えることができます。しかしながら、市場で大量に保有している株式を全て売却するような場合にはその売却によって市場価格を自ら大きく下げてしまい、当初の市場価格よりも低い価格でしか現金化できない場合があります。こうしたケースにおいて市場価格で保有している株式を評価することなく、一定の率でディスカウントして評価することを流動性ディスカウントと言います。M&Aを実施する際に企業価値を向上させ、株式を売却することで利益を得るのをM&Aの最終目的とするケースが多くあります。流動性とは株式を現金化する際の容易さを示すものとなっています。上場企業の株式であれば現金化はそれほど難しくはないことでしょう。それゆえ流動性は高いと考えられます。そこで、流動性ディスカウントによってその変動を考慮する必要があります。やはり設立したばかりの企業と上場している企業とでは、明らかに流動性のリスクは異なります。

 

M&Aでは買収企業が流動性リスクを極力抑える

M&Aが盛んな業種では買収企業がM&Aによって流動性リスクを極力抑えることもできます。非上場企業のように譲渡制限株式となっているケースでは流動性は低いと言えるでしょう。流動性が低いケースにおいては、投資家は現金化する自由を奪われることになります。それでその分のリスクが高まり、それに対応するプレミアムを要求することになります。このため流動性リスクに合わせて評価額からディスカウントを受けることになり、それが非流動性ディスカウントになります。非流動性ディスカウントとは株式の流動性が存在しない、もしくは小さいことから評価額を割り引く価値部分のことを表わします。非流動性ディスカウントをどの程度とするかは実務的にとても難しい判断となります。なぜなら非上場企業の取引内容に関しては、公開されることがほとんどありませんので評価することが難しいからです。非流動性ディスカウントについては十分な実証研究や統計データが公表されているわけではないので、非流動性ディスカウントは評価実務において主観的な判断が入りやすい分野と言えるのかもしれません。

 

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